No.5-2

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Miurlia半島!

その1.長者崎から〜

 前ページの地図の中で葉山と長者ヶ崎の間の海岸に葉山の御用邸がある。この記事を書いている今週は天皇ご夫婦が来ているようで、このような時は海上に警備艇が停泊しているのだ。これは海辺へ行くようになって気づいたことである。そして、葉山御用邸の周囲の警官もグッと増えるのだ。

 この海岸道路がここでカーブして、その頂点が長者ヶ崎で下の写真のような看板が現れます。この看板には横須賀とかかれ、この地点を境に横須賀市に入ります。

南下すると見える、ここから横須賀の看板
裏側から見るとここから葉山

 この頂点で降りて海岸に出てみると右の海岸の真ん中あたりが、葉山御用邸である。 

 この海岸は長者ヶ崎海岸と言うようです。私は長くこの神奈川県に住んでいますが、実はこの海岸に降りたことがありませんでした。
 そんなわけで、御用邸の前の浜にも言ったことがありません。
 その先に見える山は逗子の山々です。左に細い道路が続き、葉山マリーナ、一色、森戸海岸などが続きます。今回はこの地点から南方へくだります。

 上の写真を左に眼をうつすとこのような浜辺が現れる。冬はなにもなくて、昭和30年代ののようなヒナビタ風情である。木製の電柱もなんともいい感じで、映画などのロケに使いそうだ。(たぶん使われているが)左の奥の岩場も覗いて見たいのだが今回はあきらめて、道路側を歩く。出来るだけ海の脇を歩きたいのだがこのあたりは崖であるけない。

 この周辺から「南葉山」などという名前を使っている不動産があらわれますが、葉山では無くなっているのです。

 右側の「ホテル音羽の森」が有名な場所である。この辺までは湘南的なスマートな雰囲気を持っていますが、ここから段々とひなびた雰囲気になりますが、大人にとっては静かで落ち着いた感じになります。

 このあたりの道路から南側を見たのが上の写真です。久留和海岸、立石、秋谷海岸方面のマンションが見えます。まずはこのあたりまでを歩いてみます。

 自動車の走るこの道路の名前は「西海岸道路」ウエストコースト・ストリートです。現在この道路周辺は隠れた海好きが住まいを求めて集まってきています。通勤をするには逗子までバスしかありませんし、決して便利ではありませんから、ウィークデイより週末が大事と言う人が移り住んできます。

 建物や土地はバブル後であり、わりと現れてきます。特に企業が持っていた保養所などが手放され、更地にして分割した個人向けとして販売されます。

先日、歩いた時にはこんな看板が出ていました。計算してみるとこの辺の土地は1坪55万円前後ですが、だいたいが法面(斜面)を含んでいますし、建坪率が低いですから以外に広い物件でないと思うようにならないことがあります。

 上の洋館は昔から通りかかるたびに気になっていたのですが、よくみると廃墟になっていました。この建物に眼を付ける人は多いと思いながら何年も経っていましたが今回その原因が分かりました。それはこの家の裏側つまり海岸側の問題でした。それは次回にご紹介しましょう。

 また、右に少し見える家は新しい物は、なかなかいい感じでしたが企業の施設でした。それでは、この道路から、海岸へ降りることにします。


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