No.1-1

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スクータ・ライフ始まる!

 私がオートバイに乗ったのは中学生のころが初めてで高校生の兄が乗っていた55ccのオートバイが最初である。その時は無免許運転をしようとした時にパトカーが来てしまいビビッて走らせることができなかったのです。その後、高校の2年の頃に原付の免許をとり、さあ2輪の免許をと思ったとたんに免許制度が変わってしまい2度目の試験に受かった時は中型免許というものになっていた。たった1週間なのにである。しかしとりあえずバイクが欲しくて友人の90ccのバイクを譲ってもらった。いま思えば、確か18,000円位だった。その頃の大学卒の初任給くらいである。現在なら20万円ほどか?しかしそのバイクはすでに中古であり、ましてや結構使い込まれていてリヤのフェンダーが2つに折れていた代物だ。しかし、自分にとって初めてのモータ・ライフであり、現在のベトナムなどのバイクを買った人の心情に近いのだろうか。
 さて、その後10年くらいはバイクブームというのもあり、話題はつきないのだが(その話は今後のネタにしておくとして)、ブームが去り世の中もバブルを迎え高級自動車全盛になり、すっかり私もバイクは通勤の原付きスクーターだけになってしまいました。また年齢もありバイクからすっかり離れてしまったのです。しかし今年になってさまざまな事情から通勤に高速を走れる大型スクーターが欲しくなりました。そのレポートをいたします。

ホンダ・キャビーナ50cc(世界初屋根付きスクータ)たぶん!

 発売と同時に購入した初期型の50cc車で、兄弟車に90ccがある。その後、数年マイナーチェンジを続けましたが、近年絶版になりました。
 写真は雨が降っていた日にどうしても10kmほどの往復をする必要があり背中の部分にビニールを貼ったものです。このあたりを考慮した車種がイタリアのベネリ社から発売されていて今回迷ったのです。

 通勤ということで今までも地元の駅まではスクーター通勤をしていてそのスクーターは、ちょっと変わったホンダのキャビーナという屋根付きのモノでした。
 このスクータが登場したとき、私は噂も知らずに新聞の朝刊の広告を見て即購入をきめました。当時原付のスクータの相場は10万から15万でしたがこの屋根付きは27万円もしました。つまり2台分です。しかし私にとっていつか出てきて欲しいと思っていたもので本サイトの「MAGO-Recomend Goodsタイムス」なら★5つの品物です。
まあその当時に「MAGO-Recomend Goodsタイムス」のような情報発信をしてみたいというきっかけになったのですが・・・。
 このキャビーナについても後日ページを割くつもりですが、私のスクータ研究の要素としてここに紹介しました。しかしこのキャビーナはすでに絶版になりホンダからその後継車は登場していません。世間での人気はいまいちだたのでしょうか?ドイツのBMWから屋根付きのスクータが発売されているのは知っていましたが日本には輸入販売されていないようです。

スズキ・スカイウェブ250cc(初期型)

見てわかるようにこのスクータは超ロングホイールベースです。

さて今回のスクータ購入のための条件は下記のようなものでした。

1.高速道路を走れる(排気量が125CC以上である)
2.できれば屋根付き(雨の日が気軽。これはキャビーナで経験済み)
3.パワーがある(キャビーナで逆の経験済み。屋根付きは重いのでなおさら)
4.デザインが素敵(好みの問題ではあるが)
5.価格が安い、メンテナンスのコストがかからないなど経済面

以上のような条件で探してみました。そして私の手に入れたスクータはスズキのスカイウェブという250ccの初期型の中古車です。250ccスクータの相場は定価で50万円台です。私はいままで街で多くのこの手のスクータを見ながらなんとなく気にはかかっていたのですが、持とうと言うところまでは行きませんでした。実際のところ持っている多くのバイクもただ保管しているに過ぎず、走らせようとしてもバッテリー上がりばかりですから、その台数が増えるだけという心配がありました。
 しかし、今回は通勤に使いたいという具体的な事がきっかけであり、20年ぶりに研究をして見ることにしました。

No.1-2へつづく

 Editor in chief : Acchio F. Magonotti   Copyright : MAGO-NET 2002