1998.6.26
fukuda'sタイトル

 
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第1話 ついに登場、超小型モバイルMac。

 ついにMacユーザー待望の超小型モバイルMacの登場です。
その名はMacwindosh(マックゥィンドッシュ)です。下がそのマシンです。いかがでしょうか。
 写真合成のジョークではありません。私が使用しているマシンです。残念ながらAppleからは発売されていません。これを手にするためには、これから始まるfukuda's 総力特集<Macwindoshへの道>を読むことで手に入れる事ができます。きちんと読めばMacファンのあなたはこのマシンの虜になること間違いありません。
Macwindoshへの道とは。(マックゥィンドッシュ)

 このマシンの愛称はマックゥィン(Macwin)といいます。「ウ」の発音は小さく無発音に近い感じです。まあ、風が通っていった位の感じです。この辺で気づいた方もいるかと思いますが、MacwindoshとはMacintoshWindowsのWind(風)が吹き抜けっていったことを表しています。逆に言えばMacintoshの真ん中にWindowsが潜んでいるとも言えます。つまり「Macwindosh」ですね。

なぜ、Macwindoshなのか(マックゥィンドッシュ)

 なぜ、真ん中にWindが潜んでいるのか、それはApple社のマーケティングがなってないからなのです。私はAppleのPowerBookが登場した時から現在のようなモバイルPCの現れるのを待っていました。それは本来Macintoshが求めた理想のコンピュータ、アラン・ケイが言うDyna Book(ダイナブック・コンセプト)(注:東芝の製品名ではない。であるからです。
 現実的にはSONYのバイオのように、まさに本のようなサイズと形になりました。しかしそれはWindowsマシンであり、理想形の元祖MacintoshマシンではやっとPowerBook2400です。このマシンがMacintoshでは最軽量であり、これはライバル達Windowsマシンの2倍近い2kgもあります。すでに過去のスペックです。また、デザイン的にもちょっといただけません。まるでだらしないガマグチの様なデザインです。
 ところが近頃、登場したPowerBook G3はデザインが洗練され、大いに期待をさせてくれました。しかし、店頭で見たそのマシンは創造より2周りも大きなサイズでこれではBookとはいえません。時代に逆行です。そしてアメリカのAppleホームページを見てみると、PowerBook2400はウルトラライト(超軽量)と呼んでいます。そうなのです。アメリカ人は身体がでかいのです。そして自動車で移動する民族なのです。つまりアメリカのAppleには小さなものを作る気はないのです。
 しかし日本のメーカーはWindowsマシンに技術の粋をかけて、小型軽量の競争をしてくれているわけです。逆説的に言えば60年代のアメリカ車に代表されるような、大きく豊かなアメリカの復興をAppleは望んでいるのかもしれません。(注:イヤミのつもりですが)
 
そのようなことで、私の求めるDyna BookはWindowsマシンで構築するしかないと気がついたわけです。ただし、あくまでもAppleの思想とセンスにあったマシンを求めての旅であり、決してWindowsが気に入ってる訳ではありません。いずれAppleが気づいてくれることを祈って、とりあえず現在ではMacintoshの真ん中にWindが潜んでいるというわけなのです。


第2話「Macwindoshの詳細を紹介します。」へ続く


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