No.2-3

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湘南を知ってみる?!
3.葉山町の海岸線を北上。

 前ページからのコースをMapFanの地図で見ると下のようなことになります。前ページの話の部分が下図の海岸線です。一色海岸の北部で海岸道路に上がって歩くことになります。このあたりに3〜4件の海に面して道路と挟まれた家々があります。それぞれ、相当の「海憧れ人間」なのだと思われます。しかし、ここの家々はみんな道路側を壁面にしていて、その屋内の雰囲気はわかりません。その開放感は想像できますが、海側の岩場を歩いてみなければならず、今回はお預けです。



長者ヶ崎海岸の海水浴場

 そのまま、海岸通りを歩いていくと左側にマンションのような建物が建っていて、地図でみると と、鹿島建設の研修センターなどと地図に書いてありためらったのですが、海岸沿いの道路をあるいて行けます。このマンション前の岩場は芝崎海岸と言うそうで、そこを過ぎると真名瀬漁港になります。その漁港の前には菜島(名島ともいう)という鳥居の立ってる小さな島が見えます。夏にある森戸海岸の花火大会はこの島から打ち上げるそうです。 

 
地図でわかるように森戸神社のある所からこの菜島までの間に岩場が転々とあり、この岩にヒジキなどができるようで、この日はそのヒジキを港に干している所にでくわしました。
 下にその写真を載せましたが、我々は観光の目で見てしまいますが、地元のおばちゃんが漁船の間で釜で煮詰めて、洗って干すのだと教えてくれました。また、ヒジキは新芽の部分だけをかり取ると言うのも初めて知りました。

 この真名瀬漁港を過ぎ森戸神社へと少し海岸を歩く。


鳥居のある菜島。夏の花火大会の打ち上げ場所だ。

このあたりも神奈川の景勝50選だ。

 
このあたりは絵はがきのような岩があったり、石原裕次郎の碑があったりするのだが、ちょっと俗化していある。このあたりの情報はこちらでみてください。


森戸神社の入り口

森戸神社側から森戸海岸へ渡る赤い橋

 この赤い橋を過ぎて今回の目的地の森戸海岸だ。先ほどの風情ある岩場や森戸神社のイメージでこの橋を渡るとそこはすっかり俗化したビーチになっていた。

遠浅と広い砂浜の森戸海岸

しかしビーチ側には情緒のない建物郡が・・・

 様々な大学ヨット部の廷があり、学生が声をだして準備体操をしている。ここは大学ヨット部の練習場なのか、浜辺の石のベンチに疲れた腰をおろして平和な学生達の声を聞いていた。
 そこへ飛行機の音。あわてて上を見上げると次のような光景が飛び込んでビックリした。

 その飛行機は4発の大型輸送機で、プラモファンの私は一式陸攻B29か?と思ったのだが、それが3機の編隊でなおかつこんなに接近して隊列を作っているのだ。尋常じゃない気配を感じた。イラクで戦争が始まったばかりの日本である。米軍機か自衛隊機かわからなかったが、この姿は航空ショーでも無ければ滅多にないのでは・・・。ましてやこんな浜辺で見るなんて。太平洋戦争の映画などで下から兵隊さんに手を振るシーンなどみることはあるが。

 そしてその飛行機ついに下の写真のように森戸神社の上をかすめて飛んでいったのである。まるで映画の中で主人公達が神様に挨拶でもして行くように・・・。

次回は逗子方面の予定。

 Editor in chief : Acchio F. Magonotti   Copyright : MAGO-NET 2003