カタログに載っていたこのシステム群に30年前の私は憧れた。しかし実際の所はボディとレンズそしてワインダーとストロボの一式を買うに留まっていた。10年ほど前までは。ところが突然写真の趣味に再度火がつきだしてしまい、写真の中の憧れだったものを新品や中古で買い集めだしたのだ。250駒フィルム型のモータードライブとフィルム巻き付け機セットもGET!昆虫写真を撮るような接写レンズ用アクセサリーも、ストロボセットも数種類。レンズも何本かある。顕微鏡に取り付ける部品も・・・とにかくこの写真の中の多くに丸印を付けられるのだ。
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T型 OMシリーズ
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L型 Lシリーズ(L1、L20)
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OMシリーズ
このシリーズのボディは初期のM-1から、OM-1、OM-2、OM-3、OM-4と持っている。
その後OM-10とかの二桁シリーズや、OM-3桁シリーズなどがあったが、私はそれらに全く興味がなかった。
そしてオリンパスはオーソドックスなT型をやめて、L型配置のLシリーズに変わった。この頃からオリンパスの製品に興味が薄くなっていった。そしてデジタルカメラはLシリーズの流れをくむ、Eシリーズとなった。
Eシリーズ(E10)
この時点でほぼOMのデジタル化は無いとあきらめたのだが、ニコンのように過去の遺産を活かすためにとあえて過去のレンズ使えるようにした会社もあり、こんなに長く続いたシリーズ(続いたというより、長らえていた?)の完成度の高さよ。と思っていたのだが・・・。
しかし、すでにオリンパスにはその意志はなくついに終焉となったのだ。そこで私のOMシステムも20世紀アナログカメラコレクションとしての収蔵品にしようと考えていたのである。
そして実用的にレンズ交換式デジタル一眼レフカメラの検討をし始めたのだ。以前に
MAGO Recomend GOODSにキャノンのEOS
D1sの記事を書いた。現在デジタル一眼でベストのカメラと言える。しかし、100万円ほどもするカメラである。そこで下位のEOS
D30を使っていたのだが、やはりデジカメは便利である。そのカメラのレンズは2本のズームレンズで広角系は20mm〜40mmのズームと28mm〜200mmのズームである。しかしカメラの画像センサーがAPSサイズと小さいため実際の画角は1.6倍となり、広角系で32mm〜64mm、45mm〜320mmとなる。
しかし、接写をするには新たにマクロレンズやコンバージョンレンズが必要になる。しかし、我が家にはオリンパスのそれのためのシステムが一式あるのだ。ああ、やはりもったいない。そ、そ、そこで考えた。変換マウントを使ってオリンパスのレンズが使えないだろうか? と、そしたら、あるではないですか、OMレンズをEOSボディにつけられるマウントが・・・。