No.2 評価:★★★

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35mmフルサイズ一眼レフ・デジカメが、どんどん登場!



画像センサーの大きさの違い



画像センサーサイズの違い


 

コダック プロフェッショナル
DCS Pro 14n

 デジタルカメラはこの7〜8年の間にめまぐるしく発達した。最初の頃はビデオカメラの映像と同じメカニズムだったのだが、数ヶ月ごとに新技術とハイスペックで登場し続けた。そしてプロカメラマン向けの35mm一眼レフデジカメも登場したが CCDなどの画像センサーのサイズが小さくてなかなか銀塩カメラの感覚では使えなかった。また価格も初期のものは350万円ほどもしたし、1年もすれば同じ位の製品が半額で登場するというようなデジタルの世界である。なかなか購入を決められない。特に画像センサーが小さいと言うことがどうしても気になった。なぜならメーカーは母胎となっている35mm一眼レフと同じフルサイズの画像を目標にしているのは当然だからだ。今までの35mm一眼デジカメは画像センサーがハーフサイズかAPSサイズほどである。そのためレンズの画角は1.5倍ほどになってしまい超広角レンズが必要になり、コストもかかってしまうのだ。
 昨年になって、やっと35mmフルサイズ一眼デジカメの噂があらわれ、すでににコンタックスから登場したのだが画像センサー(CCD)は600万画素であった。しかし、開発には苦労したらしく登場時に予定のスペックを下まわっていた。しかし、これでいよいよ35mmフルサイズ一眼デジカメの時代が来たと感じた。
 さて、そんな折りに一気にキャノンとコダックから同時に1000万画素を越える35mmフルサイズが登場した。キャノンはEOS-1D(400万画素CCD方式)の後継機として写真の1110万画素(C-MOSセンサー方式)となった。
 EOS-1Dsキット・・・オープン価格 2002年11月下旬発売予定
詳しくは下記のページで。★★★で見る価値あります。

http://cweb.canon.jp/camera/eosd/1ds/index-j.html

 キャノンの場合はEOS開発の際に新しいレンズとマウントを開発したため、設計に余裕があるようだ。それに対してニコンの場合は昔のレンズも使えるというコンセプトのため開発難しいらしい。しかし現時点で登場が発表されたコダックの1371万画素。こちらもCCDではなく35mm判フルサイズCMOSセンサ仕様である。

http://www.kodak.co.jp/JP/ja/corp/news/02057kpd.shtml

DCS Pro 14nは、コダック社が設計した世界最高、有効画素数約1,371万画素(4,536×3,024ピクセル)の35mm判フルサイズCMOSセンサー※1を搭載した、プロフェッショナル向けのレンズ交換式一眼レフデジタルカメラです。レンズマウント方式はニコンFマウントを採用しており、レンズの焦点距離倍率効果のない広角撮影が可能です。DCS Pro 14nの米国での発売は12月の予定です。DCS Pro 14nの米国での発売は12月の予定です。なお、日本国内での発売価格および発売日は未定です。

この特集は次回に続きます。  /  
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 Editor in chief : Acchio F. Magonotti   Copyright : MAGO-NET 2002