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日産、新型キューブの研究!
日産キューブ

 日産が元気がいい。ゴーンさんが来て商品デザインの改革をしたが、実際にゴーン以後のデザインはマーチかららしい。その前に出ていたPPPPP?、シーマ、スカイラインは全て以前の日産デザインであるらしい。特にスカイラインはスカイラインとして開発したモノではなくて、トヨタの同等の対抗車種むけに開発しモーターショーに発表したものらしく、スカイラインブランドは無くなる予定だったのだ。しかしゴーンがブランドは残したが開発していなかったのでこのデザインを使ったというわけだ。だから、スカイラインのアイデンティティの丸型テールランプが無いわけである。
 さて、最近ではZが出たがこれも微妙な時期ではないかと思われるが、とにかくマーチ以後ははっきりしている。以前の日産デザインでは無いことが・・・。

 キューブの場合、デザインもネーミングもきちんとコンセプトに答えていることだ。それはキューブと言う名前なのに台形じゃないかと思っていた初代キューブ。とにかく、その気持ちが許せないかった。なおかつデザイン的にも中途半端。特にボンネットの長さが気に入らなかった。なぜなら、デザイナーはもっと短くしたかったと思うのだが、なぜか長い。その理由はあのエンジンルーム内の部品がありものを使うしかないと理由ではないかということだ。
 この話は遙か20年前にさかのぼるのだが、各社でスラントノーズというフロントが細く低くシャープなデザインが流行っていたときにいっこうに日産からは出ないのだ、その時に私の友人が日産のデザイン部にいたので聞いたのだが、スラントノーズにするには、薄いラジエターがないとできないのだが、日産は開発する余裕がないのだと言うことだった。だから、乗用車用昔から使っているラジエターを無理矢理使ったデザインをするしかないと言うのだ、。その後、しばらくしてやっとシルビアのために開発し以降フロントの低いクルマが現れてきた。
 そんなフトコロ事情があるらしく、当時もトヨタにやられ続けていたように思う。そう考えてみると前回のキューブの時点では火の車だったわけで、納得できるのだが、それでも売れてしまう日本ユーザーのセンスが寂しい。さて今回のキューブはとってもキューブ(四角)を意識していて、ランプの処理などしつこいほどキューブである。詳しくは日産のホームページで見てあげてほしい。私は★★★をあげたいと思う。

http://www.nissan.co.jp/CUBE/
 Editor in chief : Acchio F. Magonotti   Copyright : MAGO-NET 2002