Vol.5-2

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アーリーリタイア研究1
レストア生活・リタイアー

 前回紹介した、友人の現場を取材しにいった(遊びに行っただけだが)。

 kaz-ishii氏の仕事場は自宅の庭に作ったガレージ兼作業場である。この位置には昔クルマ用のガレージがあった。そこにはデイムラーというジャガーの兄弟になる高級車が止まっていた。その後、彼の趣味がすっかりバイクのレストアになると数百万のデイムラーはガレージの外に出されて雨ざらしになり、変わってぼろぼろに錆びたレストア対象車が雨をしのぐようになった。
 その後、彼が退職の決心をしたあとデイムラーは売られ、退職金でこのガレージになった。奥行きはクルマが2台は入る大きさであるが、入れるように作られていない完全にオートバイの為の構造になっている。上の写真の奥に2階へバイクを落ち上げるウインチ構造のエレベーターがある。そのエレベーターであがったところが下の写真である。2階はショウルームにしているのだが、ここの車体が多いときはお金が入ってこないのである。ここが寂しくなるごとにフトコロは暖まるのだ。

現在残っているバイクはイタリアで買い付けてきた、4台が残っている。
 一番奥にあるバイクは今から23年前の1980年にルッキネリ選手が使用していた本物のワークスマシンです。彼はHP上で販売していたが日本語のみのHPで価格も380万円という価格のため、全く話がこなかったのだが、今回海外からメールが飛び込みビックリしていた、インターネットでは世界中の誰かが見ているのだとつくづく思わせることだ。その外国人はスイスの方であり、イタリアから日本に来たこのバイクは、はたして又ヨーロッパにもどって行くのだろうか?
 読者の中で日本に置いておきたい人は是非訪ねてほしい。そこでこの本物のレーサーだが、我々がイメージしている本物はキレイな塗装がされてステッカーが貼ってあると思うのだが、たとえばこのマシンの場合NaVaなどの文字は塗装なのです。それも近くで見るとマスキングの跡もある美しくない仕上がりです。
 実際のレースマシンはこんなものかもしれません。だから、プラモデルなどを作る際にあまり神経質に塗装をしたり、ステッカーを貼ってもそれはリアリティと違うということなのです。でも上の写真のように映像でみる分には充分なのですね。
 私や彼の高校生の時代はまさに1970年代であり、その直前にバイクのデザインが一気に変わったのでした。そのきっかけは前回紹介したYAMAHAのDT1である。また彼が購入したのは紫色のタンクが珍しいYAMAHAのRX350だったのだが、それを最初のレストア車とした。この2台は彼のコレクションとして作業場の片隅に置かれている。

 このように彼のレストア車の中心は70年代車である。この1970年代車は先の話のようにデザインがモダンになった事、部品が金属性であり、メッキも含めたエンジンなどの金属のメカニズムデザインがあるということだ。また、金属部品は錆を落としたり、再塗装や再メッキをすれば元の姿に戻しやすいのだ。その点プラスチック部品の多い近年のバイクは安っぽいのだ。

 今回、彼から連絡があったのはやはり、この時代の名車YAMAHAの650cc XS1が完成したので見てみないかと言う話だった。そのレポートはMLTのページでしようと思う。

 

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