No.4 (PDFプレゼント) というわけでDTPソフトを使って自分でカレンダーを作ることにした。そんなことすでにやっているという人も多いと思うのでいくつかの提案を試みることにした。まあ、本当は自分用に作ったついでに提供しようというだけだ。 まず、今回カレンダー作りをしてみてアナログ時代の苦労はいったいなんだったのかとつくづく思う。まずはカレンダーのタマ(日付の文字のこと)だが、アナログの時代には書体を選び、コピーをして組んでみたり、写植を打ち紙焼きをして組んでみたり、数字の詰め具合を調節したり・・・と、そりゃもう大変な作業でした。 しかし、DTPだと文字打って、書体変えて、詰めをキーボードでチョチョイとやればできてしまう。書体もいくらでも選びなおすことができる。いざとなれば、書体をいじるのも簡単。これをカラープリンタで出力すればそれで完成。12枚つづりの500部のカレンダーを作るなら6,000枚をプリントしなけりゃならないが、1部か2部作るならインクジェットでもレーザープリンタでも簡単で安上がりだ。 さて、そこで早速作ってみた。カレンダーの玉(タマ)の組み方はおしゃれにするか、機能性にするか、の2種類あるが、プライベートのカレンダーだから2種類作ることにした。ひとつはデスク脇に下げるA4サイズのもの。このカレンダーは日付部分に書きこみができるスペースがあるタイプ。もうひとつはA3にプリントして壁に下げて遠くからでも見れるたいぷ。こちらはタマを大きくして見やすくする。 また、このカレンダーは定型サイズのシステムノート(A5サイズや世界で唯一のB6サイズのシステム手帳MAGO-NOTE<後述>に綴じることができ、そのままカレンダーリフィルとなります。 完成品をPDFデータでプレゼントします。 写真は自称写真家のAkioFukuda氏のオリジナル写真です。写真およびデザインには著作権がありますので、個人的に使用にしてください。基本的にこのデータはA4サイズ用に作ってあります。PDFをAcrobatReaderで立ち上げます。この際にパスワードを聞いてきますので申し訳ありませんが、「magonet」と入力してください。 ●A4カレンダー <MEMO書きできるカレンダー> メモ付カレンダーはこのように使っていますが、今回は紹介のみいたします。 ●A4壁掛けカレンダーはこのページの最初にあるものです。 ●B6システム手帳用カレンダーリフィル と言ってもB6システム手帳とはMAGO-DESIGNで作ったものしかありませんが・・・現在は絶版になっています。 ※マゴ・ノートとは、1997年システム手帳がブームの時に現れた幻の手帳
Editor in chief : Acchio F. Magonotti Copyright : MAGO-NET
2002
●これはA4MEMO付きカレンダー、プレゼントは文字が大きいバージョンです。 ちょっと時間が経ってしまったが、年が明けて新しいカレンダーをめくるわけだが、近年の不景気でめっきり企業のカレンダーが減った。デザイン広告業界のデザイナーにとって仕事のひとつにカレンダーの制作があった。この仕事はアート性だけで、できるので楽しい仕事だった。だから周りのデザイナーが作った作品も含めて昔は結構な数のカレンダーが毎年集まった。それもアート性や機能性など凝ったものが多かったので楽しみだった。しかし、近年は全く見かけないし、あっても凝ったものは見当たらない。ならばせめてセンスが合うものと思っても、お金を掛けないものにはそのようなものは少ない。そこで自分で作れば良いのだと気づいたのだ。そうだ、もともとプロなんだし。
用紙設定をA4以下にすれば十分に画像の解像度はあります。用紙設定をA3にしても遠目に見る分には問題ないとと思いますので、お好きなサイズでプリントしてお使いください。
●プレゼントはこの文字が大きいバージョンです。また、パソコン上でPDFのカレンダーとしても良いでしょう。上記のように左側のしおりの月名をクリックすればその月があらわれます。一番下の2003に一年分が表示された表紙があります。
プリントした物をホチキスなどで上部を止めて使用してください。A4サイズでプリントする際にプリンタによって左右の空きがずれることがありますが、多い方をカットしてください。A3では目立たないようです。
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