Vol.6-4 評価:★★★★???

Digital Divaide Times トップに戻る

Back Nomber

Parm&Pocket、そしてOS-X!

 前回ハードディスクを3つに分けてOS-XとClassicモードでOS-9アプリを使う話を書いた。そしてまだ不安定なことを書いたが、細かい部分を詰めてやっと安定した。原因のポイントははOS-9側のFEP(日本語変換ソフト)にあったようだ。私はATOK12を使っていたのだが、それをOS9用の最新バージョンのATOK14にアップしてみた。これでとりあえず、動き始めたのだが例の切り替え時の「強制終了」がおきたのだ。ジャストシステムのHPではMacのクラシック環境には対応していないと表記してある。それが原因なのか分からないまま、ヨドバシカメラのAppleコーナーにいたAppleの社員に聞いてみたところ、彼はAtokからEGBridgeに変えたと言っていた。どうしてもダメならその方法しかないのか?しかし、慣れたAtokを使いたいな〜と思い、色々と調べてみた。その結果昔から使っていたMasterJugglerと言うソフトであるようだ。このソフト自身のアップデートもしておらずにいた。とにかく外すことでクラシック環境は素直に動き出したのだ。これで最新のマシンを買うことができるのだ。

 また、前回6月いっぱいで全てのOS-9で立ち上がるマシンはなくなると書いたのだが、先ほどのヨドバシカメラのAppleの社員によると、デスクトップはそうだが、PoewerBookの15インチは次の機種が出るまでだと言われた。つまり、いつになるか分からないと言うことだが、噂では6月発表と言われている。どちらにしても今回のPocket HD システムがあればどれでもかまわないのである。ただ、大半の人はまだOS−Xに拒否反応があるかも知れないが、私はここ2ヶ月ほど研究してだいぶ理解できました。このOS−Xの話は別の項目として紹介するつもりです。

 さて、前回の偽PowerBookシリーズの紹介をしておきましょう。下の写真は例のADTECのPocket HDを入れようとした缶でした。しかし、おまけに付いていた合皮製のケースが悪くないので結局右側のような形で使っています。
(この缶はHDの熱を下げるためのヒートシンク代わりになるのだ。私はPowerBookシリーズを使う際に金属製のお菓子の缶のフタを下に置いて使うことをお薦めしている。とに書くPowerBookG4シリーズは熱くなるのだ。)

さてこの革ケース、付属のFireWireとUSBケーブルを別に持たなければならず、ちょっと悩んでいます。それにしても。この小さなHDを持ったことで会社や自宅などどこでも同じデータを扱えることはとても重宝する。メールにしてもWEBのデータ(特にこのMago-Netの記事など)など、同じモノがいつでも必要なのだ。

 OS−Xの事

 以前にOS-Xを使うと遅く感じるのでスピードは最低1GHz以上と書いたが、もともとコンピュータのスピードの違いは、倍くらい変わらないと感じられないのだ。数十MHzの時代からそうであった。だから、あまりスピードアップを気にしてマシンを買い換える必要もない。自分が使っているマシンの倍になったら考えればいい。私の場合マシンのスペックは下記のようであり、どれも500MHzなので今回は1GHz

システム構成

接続マシン

PowerBook G4(現行)

PowerMac G4(自宅)

PowerBook G4(17")

システムソフトウェア

Mac OS X 、Mac OS 9
Mac OS X

プロセッサ

500MHz PowerPC G4

500MHz PowerPC G4

1GHz PowerPC G4

メモリ

512MB

768MB

ディスプレイ

15.2インチ(対角)TFT

22インチ(対角)TFT

17インチ(対角)TFTワイド

ハードディスク

60GB

 右端の17インチが魅力的なのだが、やはり少し大きすぎる気もするのだ。15インチの場合は現行のマシンと変わらない。6月になれば新型15インチPowerBookG4がでるかもしれない。例のOS-9のクラシック問題が解決できるのなら、6月または次期モデルがでるまで待つ価値がある。ただし、少し悩む部分があり、今度のアルミ製PowerBookG4シリーズは両サイドにケーブル類が出るようになっているのだが、これがちょっと邪魔くさいきもするのだ。また、以前に15インチの液晶部分の強度が弱いと書いたのだがアップルの人によるとチタンより今回の方が強度がでてるとのことだ。試しに現行モデルの液晶の裏を押すと液晶が変形するのだが、17インチはビクともしなかった。(でも、フタのしまりが悪かったのだ。)

 どちらにしても、6月のアップルの動向と最新マシンをみて決めようと思う。今回までの結論としては、OS-Xは使えるようになって来たこと。またクラシック環境もついでと言うよりも、当面は使える機能と思っていいだろうと言うことだ。なししろ多くのソフトがあるのだ。

 そして、OS-Xも見方が分かればOS-9と同じように扱うことができるし、クラシック環境の使い方を知れば全く移行できる気がしている。この辺の記事は別の記事として書く予定だ。

 ということで、あと一ヶ月くらい研究を続けてみます。それでは、また。

この項おわり。
 Editor in chief : Acchio F. Magonotti   Copyright : MAGO-NET 2003