1998.10.20
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第6話 海外でモバイル<ローミング>。

1.プロヴァイダーによるローミングサービスの違い。
 私は日本のプロヴァイダーをNECのBiglobe(旧名:Meshnet)にしています。当初、日本ではPC-VANと言うサービスも持っていたNECが一番サービスに対して前向きだろう。たとえばPHSへの対応やISDNや56Kモデムへの対応は小さな所ではなかなかできないだろうと思ったからです。そして、今回のような海外からの通信についても、天下のNECだからと思っていたのですが、実際の所は下記のようなローミング・サービスという人方式でした。これは人のサーバーを借りる方式をいうのですが、たとえばイタリアならイタリア国内のアクセスポイントを持っている会社のサーバーを使わせてもらうわけです。
 さて、今回のBiglobeのローミング・サービスについては次の項から書きますが、結論から言えば、世界にアクセス・ポイントを持ったプロヴァイダーを使うのが一番簡単で経費も安いのです。それを実現できるのは、IBMネットです。MSネット(マイクロソフト)もできる見たいですが、私は、IBMネットをお薦めします。みなさんが海外からの通信が多くなりそうで、まだ、プロヴァイダーを変更できるなら、まずはこれにつきます。
 そうは言っても、現状で実験的にやって見たいと言う人はこれから始まるローミング・サービスの項を読んでください。

2.<Biglobe>のローミングサービスを紹介。

 まず、自分のプロヴァイダーのローミング・サービスの情報を探してください。Biglobeの場合下記のようなページがありました。大まかに言えば2種類のサービスがあり、1つは「タイプA」で登録手続きをして月額500円と言うもので、これは自分専用の「特別ID」発行してもらいます。もう一つは「タイプB」で海外の業者を仲介すると言う方法です。これはBiglobeのサーバーを借りて行うとういうもので、使った分だけの料金を払います。手続きはいらず簡単なのですが、これが癖者でした。私は土壇場でいくことになったので、手続きをする時間が無くて「タイプB」にせざるをなかったのですが、すごい出費になりました。そこで今回はその「タイプB」の説明をします。ただ、一番多くの問題点を含んでいますので、参考にはなると思います。


(先方のページ内容を流用)

BIGLOBEローミングサービス

海外への出張・旅行の際に、国際電話で日本国内のアクセスポイントにアクセスしなくても、その国のインターネットサービスプロバイダ(ISP)を通じてインターネットをご使用することができます。(海外ISPとの契約は不要です)

普段ご利用されている電子メールを読むことができます。

ローミングサービスには2種類タイプがございます。
ご利用形態にあわせてお選びいただけます。

タイプA<ローミングサービス用ID発行方式>

お客様の海外滞在期間中(希望日数)海外ISPのポートにアクセスできる特別IDを発行いたします。 事前のお申し込みが必要です。

料金:500円/月
※ 海外における利用時間は国内での通信時間と合算いたします。

タイプB<業者仲介方式>

国内でご利用されているBIGLOBE/meshのIDで、海外ISPのポートにアクセスできます。 事前のお申し込みは不要です。

料金:60円/分
※ 通常利用料金とは別に、BIGLOBEローミングサービス利用時間に対してかかります。

(ここまで、先方のページ内容を流用)

3.<接続の設定について>
 しかし、その前にみなさんがモデムの設定をしたことがあるかどうかによって説明が違ってしまいます。また、MacとWindowsでも違いますし、今回の私の場合はMacwindoshですから、もちろんWindowsの話になります。しかしMacの方が基本的に簡単にできていますから、まずはWindowsのお話をお聞きください。通信の設定については下記のような違いがあります。

1:まず、コンピュータ側でモデムに信号を送る設定があります。
 (接続ポートやモデムの違いなどの設定)
2:次に、モデムが電話回線に繋ぐための設定が有ります。
 (0発信やトーンやパルスの違いなどの設定)
3:プロバイダーのアクセスポイント(AP)に接続する設定
 (IDやパスワードなどの設定)
4:最後にプロバイダーのサーバーにアクセスする設定です。
 (メールサーバーやホームページサーバーIDなどの設定)

 最後のサーバーの設定などは結構わかりづらく、特にメールサーバーは受信は簡単なのですが、送信については若干複雑な問題があります。


第7話「接続設定!」へ続く

(緊急制作中!もう少しおまちください)

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